肌断食の赤み
肌断食をしていてだんだんと赤みがひどくなってきて不安ではありませんか?

「このまま肌断食をしていったら、もっとひどくなってしまうのでは・・・」と思っているかもしれませんが、もしかしたらそれは肌が本来の機能を取り戻すまでの過程かもしれません。

肌が本来の力を取り戻している最中なのに、不安を感じて肌断食をやめてまたもとの肌荒れに元通りになってしまったなんて人もいると思います。

今回はしっかりと赤みの原因をはっきりさせて、このまま続けてもいいのか?やめるべきなのか。など肌断食中の赤みについて紹介していきたいと思います。

赤みが出るのはなぜ?

化粧品がお肌には異物であることから、化粧品を使ってケアをすると、角層は「異物が入ってきた!」と、異物を排除するために炎症を起こしてしまいます。

赤みのメカニズム

それに伴って表皮は萎縮し薄くなり、それに比例するように真皮も薄くなります。
そうなれば皮膚の下を通る血管や筋肉が透けて赤くくすんで見えてしまうのです。

肌断食を始めたばかりのときは、まだ角質層が薄いままで整っていませんので、赤みが目立つ状態になることがあります。

こんな人が赤みがでやすい!

お肌に赤みがでやすい方とは、ズバリこれまで美容を熱心に頑張っていた方です。

こんなスキンケアはダメ!

  • お肌に基礎化粧品が浸透するようにコットンで化粧水を叩き入れたりパックをしたり…メイクにもこだわって下地にコントロールカラー…
  • クリームファンデーション…
  • そして仕上げにパウダーなど様々なアイテムでメイク!!

このようなスキンケアは化粧品の害を何重にも塗り、メイクを落とすため洗浄力の強いクレンジング剤でクルクルこすり落とす行為がお肌には相当な負担と刺激になります。
炎症を起こして、逆に肌荒れの原因になってしまい、最終的には表皮が薄くなって赤みへとつながります。

また、エステでのケアに一生懸命だった方もそうです。
エステのマッサージもお肌にはたいへんな刺激となっているものです。

肌断食をしはじめ、お肌に赤みがでてきたと感じる方は、これまでのスキンケアを思い返してみてください。

肌断食を継続していい人、少し休んだ方がいい人

肌断食をしてからお肌に赤みがでてひどく炎症を起こす場合は、脂漏性皮膚炎の可能性があります。

そのような特別な炎症ではない限り、お肌が乾燥してちりちりするくらいのことはお肌が良くなっている過程なので続けても大丈夫です。

ですが、脂漏性皮膚炎が疑われる場合は肌断食を少しだけお休みしましょう。

脂漏性皮膚炎の主な症状

脂漏性皮膚炎は主にTゾーンと呼ばれる鼻筋と額らへんにできることが多いです。

他にも、頭や口の周り、襟足や耳の後ろにできることもあって、脂漏性皮膚炎になるとかゆくて赤く炎症を起こしてしまいます。

脂漏性皮膚炎の特徴は皮がボロボロと剥けたり、頭にできるとフケがたくさん出てくる感じで皮膚が取れてしまうので困った症状です。

脂漏性皮膚炎の原因

肌断食をしはじめてひどく炎症した場合、脂漏性皮膚炎を疑います。

脂漏性皮膚炎は、マラセチアというカビの一種がお肌で繁殖してしまうことで起きてしまう炎症です。

マラセチアという菌も普通は繁殖することはありませんが、長年のスキンケアで様々な繁殖しやすい環境を作ってしまうんです。

  • スキンケアのやりすぎで皮脂分泌が過剰になってしまっている
  • スキンケアの防腐剤のせいで常在菌がいなくなっている
  • 急激な乾燥で肌の免疫が弱くなっている

こんな3つの理由が考えられます。

皮脂分泌が過剰で皮脂を洗い落とせていない

マラセチア菌は、皮脂を食べて増殖するため、お肌に皮脂が過剰に分泌されていると、マラセチア菌が繁殖しやすい環境になってしまっています。

特に普段から、化粧品や界面活性剤を含むクレンジング剤を使っていると、本来持ち合わせているはずの肌バリア機能が低下してしまいます。
肌バリア機能が低下すると、バリア機能を補うため皮脂の分泌が過剰になっています。

過剰に分泌した皮脂を洗い落としきれないことでマラセチア菌が繁殖してしまい、脂漏性皮膚炎の原因になってしまいます。

スキンケアのやりすぎで常在菌のバランスが崩壊している

脂漏性皮膚炎とは、マラセチアというカビが原因菌となり炎症する感染症ですが、常在菌のバランスがとれていればお肌で過剰に増殖することはありません。

常在菌のバランスが崩れてしまい、マラセチア菌が増えてしまうことが脂漏性皮膚炎の原因の一つです。

防腐剤の殺菌力がたいへん強い化粧品を毎日お肌につけていれば常在菌は死滅してしまいます。

洗顔料にも同じことがいえますので、化粧品の防腐剤と洗顔料の防腐剤のダブルパンチでは常在菌も生き残ることはできません。

また、スキンケアはどうしてもお肌をこするので、過度なスキンケアを行うとお肌を痛めてしまって炎症を起こしてしまう原因にもなってしまいます。

長年の化粧品ケアの結果起こるのが脂漏性皮膚炎といえるのです。

肌断食による急激な乾燥で肌の免疫が弱まっている

肌断食をしはじめると多くの方がお肌に乾燥を強く感じます。

化粧品を使い続けてきたお肌はバリア機能が壊れた状態ですし、肌断食をしたての頃はまだまだ自身のうるおい成分が働いてきませんので健康なお肌ではない状態です。

健康ではないお肌はバリア機能も弱く、免疫力が低下しているのでマラセチア菌が増えてしまいやすい環境になっています。
肌断食を始めたてで乾燥がひどい時、脂漏性皮膚炎に繋がる可能性があります。

脂漏性皮膚炎の対処法

肌に負担をかけずに洗う

脂漏性皮膚炎は、お肌を壊さないように皮脂落としてあげることが大切です。

お肌に負担をかけないよう洗顔するには、とにかくこすらずに水洗顔(ぬるま湯)をしましょう。

高い温度のお湯では必要な皮脂も根こそぎ落とされてしまいますので温度には気をつけてください。

皮脂がごっそり無くなってしまうとカバーしようと、皮脂が過剰分泌されだしてしまいます。

これでは脂漏性皮膚炎の原因菌であるマラセチア菌に好物を与えてしまうことになってしまいますのでなかなか炎症が収まってくれません。

しっかりと、肌に負担をかけずに皮脂を落としすぎないようにぬるま湯洗顔をしてください。

過度なスキンケアをしないでは素肌力を高める


スキンケアをやりすぎると、お肌を痛めたりスキンケア化粧品に多く含まれている防腐剤が常在菌のバランスを崩してしまって、マラセチア菌が増殖しやすくなってしまいます。

スキンケアをしないでお肌本来の力を取り戻す肌断食は、常在菌のバランスを整えて、スキンケアによるお肌への刺激を防いでくれます。

炎症で赤みに悩んでいる方は肌断食を取り入れるのがおすすめです。
ただし、急激に乾燥してしまうと逆に炎症に繋がる場合もありますので、しっかりと肌断食中でもできる保湿をして過度な乾燥による炎症を抑えてくださいね。
詳しい肌断食中の保湿の仕方は肌断食中のスキンケアはワセリンがおすすめ。具体的な塗り方や選び方は?で紹介していますので参考にしてみてください。

肌断食をいったんストップして様子を見る

肌断食をしたのに炎症がひどくなってしまった場合は、肌断食をいったんストップすることをおすすめします。

よりひどくなってしまわないように、まずはステロイドなどで炎症を一度抑えてから肌断食をするほうが安心です。

一度炎症を抑えてから肌断食をはじめ、自身の素肌力が高まってくれば炎症がぶり返すようなことはなくなります。

肌断食前から赤みがでている場合は?

肌断食前から赤みがでていた場合、基本的に肌断食を試しても大丈夫です。

ですが、健康ではないお肌が肌断食で健康を取り戻すまで一時期はどうしても乾燥することが避けられません。
炎症がひどくなる場合はやはり肌断食をいったんストップしましょう。

乾燥しすぎないようにワセリンを使いながら

肌断食を実践中のお肌の乾燥には、ワセリンを上手に使いましょう。

肌断食を成功させるカギは最初の乾燥を乗り越えることです。きちんとワセリンで乾燥をケアして炎症を起こさないようにしましょう。

ワセリンは、酸化しずらくお肌に浸透しないため肌断食中に保湿するものとしては一番です。
肌断食のしはじめは必ず乾燥が起こり、乾燥のしすぎは炎症が起こる原因となります。

我慢せず乾燥しすぎないように少量のワセリンで補いながら肌断食を進めていきましょう。

詳しくは「肌断食中のスキンケアはワセリンがおすすめ。具体的な塗り方や選び方は?」で解説しています。

まとめ

肌断食の最初のころはまだ潤いの力が戻ってきていませんので、乾燥してしまい炎症してしまうこともしばしばです。

今までのスキンケアが原因で脂漏性皮膚炎になっている可能性もありますので、しっかりと正しいお肌のケアをしてあげて菌に負けない素肌を作っていってくださいね。

ただし、無理は禁物です。あまりにも炎症が強いときは肌断食が逆効果になってしまうこともありますので、そんな時はきちんと病院でステロイドをもらって一時的に使って治してから肌断食を再開させてくださいね。